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vol.1 念願の明石食堂

さてかれこれ石垣に来たのは7回目くらいだろうか。その中でもまた一回目か二回目くらいの時に島内一周がてら北の方まで足を伸ばしたときのこと。情報誌やネットで高い評価を受けていた明石食堂に立ち寄りました。思ったより時間がかかってお腹もペコペコでようやくたどり着いたのは、公民館の横にある、オンボロの建物。えーここにくるのに、時間かけたの?で中に入るとお昼時をすぎたのに並んでる。ここまで来たからにはと我慢して、ようやくありついたときは、濃厚なスープが脳天を突き抜けるようで、感動したのを覚えてます。こんな田舎におばぁが心のこもったそばがあったかと。


 さて月日は流れて今回は学会での石垣島です。石垣島のいいところを紹介すべく昼休みレンタカーを借りて北に。そしてようやくたどり着くと…ない。確か大きな木の下に車止めちょっと涼しかった。
念願の明石食堂_3

 たしかここだったはずのところは空き家になってる。
念願の明石食堂_2

 よくみると裏にきれいに改装した看板が。
念願の明石食堂_1

 きれいになったらなんとなく前の趣も少なくなって、気のせいか味も趣が少なくなったような。ちょっと寂しい気がしたのですが、あまりに前に訪れた記憶が鮮烈すぎたのか、ともあれ念願の場所に再来。後輩は美味しいと言って感動してくれました。懐かしい味を楽しむことが出来ました。
念願の明石食堂_4
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第16回 EOTS
EOTS 16

たまには外の空気を吸うことも必要です。


忙しい毎日もたまの休息があるから頑張れるものです。学会活動はofficialに病院を離れることができる唯一の機会。また日頃やっている治療が妥当か最新の知識と照らし合わせて考え直す機会でもあります。そういう意味での頭と体のrefresh。


さて今回レジデントの先生に投稿させたのが整形救急外傷シンボジウムEOTSと言う学会。一般的に整形外科医は救急の場面に登場することは少なく、どちらかと言えば、敬遠しがちな分野です。整形外科医で専門と言えば「膝」「手」「脊椎」「股関節」「肩」など部位でわけられることが多く、「外傷」と言えば、「で、専門はどこ?」と聞かれることもあるくらい日本では特にspecialityとしても認められていないところです。そんな私も専門はと言えば、「外傷」=“trauma<”と答えています。整形外科の中では軽視されがちですが、怪我した初日にしかできないことは沢山ありそれが後々の機能に大きく影響することは多く、結構経験と勇気とスピードが要求されます。結構タフな仕事なのですが、あまり評価されていないのが現状です。まあそんな人が集まれば日頃の苦労話に花が咲き、またあしたから頑張る元気がわいてきます。 


今回も白熱した議論が多く交わされました。この学会は、スーツは不要で形式張った発表とは違いいわゆる勉強会の延長でグラスを傾けながら突っ込んだ議論をするのが本音も出て面白いのです。数年ぶりに参加しましたが立ち上げの時から参加している先生も年を取ったのか丸くなったのか威勢よくけんか腰で議論していたのが、聴衆にもわかりやすい様に気を配りながら発言していたのが印象的でした。


例年沖縄か北海道で行われるのですが、今年は沖縄本島ではなく石垣島で開催されました。石垣島は夏休みに6・7回は行った所です。何回行っても飽きない所で、見どころは知りつくしています。そこでちょっとディープな所も紹介しましょう。



| うちの病院紹介 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
救急外来での一コマ
普段かかってくる電話でドキッとする番号がいくつかあります。

20100110_1

 ひとつは救急部のN先生の番号。大概のことはやってくれるので手に余ることしか電話をよこすことはない。・・・となるとだいたい緊急手術が必要な電話です。これはドキッとします。しかしある日の夕方、そのこわもてのN先生が申し訳なさそうにわざわざレントゲンを握りしめてやってきた。これは一大事か!?どうもN先生では抑えきれない輩がきているらしいと。そうなるとこいつは手強い。何でも今日の昼間けがをして、近くのclinicで骨折を指摘され、うちで手術をしてもらいなさいと紹介状を書いて明日受診する様にと言われたそうですが、痛くて救急車に乗ってきて今すぐ手術をしろと言って暴れているとか。!?!?である。仕方がないので、覚悟して救急外来へ向かう。

20100110_2

 見た目は普通の人でどうもその筋の人ではないようでまずは一安心。確かに痛そうなレントゲンでポッキリ折れている。しかし、痛い気持ちはわかるが、すぐに手術をしろといっても、手術をするには固定する器械を発注して、持ってきてもらった上で、洗って、滅菌してやっと手術にこぎ着けることができること、開放骨折や神経麻痺がない限り緊急性はないこと、もし緊急でするにしても院内にあるもので一時的な固定に終わることなどなど説明しようやく理解できた様子。かなりの機械が当院にはそろっているのですがさすがにこれはない。手術をすると簡単に言ってもたくさんの人の手を経てようやくできるのです。
 じゃあ痛みを取ってくれというが、それは骨が折れている以上は痛みをぴたっと止めることなど無理な話で・・・それも趣味のactivityでけがをしたとのことで、誰も責められず。むしろ仕事以外のことでけがをして仕事ができなくなるのはやはり社会人としては自己管理が甘いと言われても仕方なく、一年前にも趣味で骨折したらしく、親はかんかんに廊下で怒ってると・・・。当たり前だろー多分嫁さんがいたらえらいことになってるよ。とこのあたりまで説明するとようやくわかってきたみたいで。

 このようなけがでは、救急現場では目の前の痛みを取ろうとするけど、整形外科医にとっては手術して、骨がついて、機能回復して社会復帰、スポーツ活動への復帰と考えると一年近い付き合いが始まることを意味します。もちろんその場の痛みは取ってあげたいけど、どう努力しても痛みを消し去ることはできないことはわかっている。だから冷たいようだけど、「痛み止め飲んで効かなければ、我慢するしか仕方ない」としか言いようがない。それよりも1年後ちゃんと治って元の生活に戻ってもらう方が大事だし、今の痛みはしばらくすれば取れるけど機能障害は一生つきあわないといけないわけでそっちの方が心配。また、多くの同じような人が痛みをこらえて一般外来を訪れて長い時間待って頂いていることも事実で救急車を呼んで病院にやってくるのは・・・壁の「救急車を適正に使用しましょう」というポスターが妙に目についた夜でした。

20100110_3
| うちの病院紹介 | 11:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
緊急告知
これからも漢方が健康保険で使えるように

 去る11月11日(水)の行政刷新会議の事業仕分け作業で
医療用漢方製剤(漢方エキス製剤・煎じ薬)を健康保険から
除外する、という案が出されました。          

 現在、医師の7割以上が漢方薬を使用して、国民の健康に
寄与してきました。また、全国の医学部・医科大学でも医学
教育の中に漢方教育が取り入れられ、日本東洋医学会で専門
医教育も行われ、専門家育成も進んでいます。      

 わが国が迎えている少子高齢社会の中で、われわれ国民の
健康を守るためになくてはならない漢方薬・煎じ薬が健康保
険で使えなくなることに、断固反対をします。      


平成21年11月20日
社団法人日本東洋医学会 会長 寺澤捷年
日本臨床漢方医会 理事長 石川友章
健康医療開発機構 理事長武 藤徹一郎
医療志民の会 事務局長 木戸寛孝


 民主党の事業仕分けで漢方薬が保険対象外になる方針が出されました。鳩山内閣になっていろいろ急ピッチで改革が進む中、十分な議論がされないまま、このような決定になったと思われます。漢方薬は日本独自の治療体系であり、日本人特有の調和を尊しとする文化にそぐう様に、中国や朝鮮半島からの輸入された治療と日本古来の治療が融合されて現在に至っています。もちろん、れっきとした治療体系が存在するので、専門家以外が適当に処方しても効果があるものではありません。ここ15年来そういう議論はされてきたのですが、いまだ日本の医療において東洋医学の地位が低いことを象徴するようです。近年では海外の方が関心は高いのではないかと思われることもあります。確かに医学生の東洋医学の講義、教育は不十分でもあり、治療体系としての東洋医学も系統立てて確立している訳ではありません。しかしこの決定により脈々と受け継がれてきた東洋医学が根本から否定されることになります。よって私は院内のスタッフを含め入院中、通院の方で特に漢方薬を使っている肩を中心に署名をお願いしているところです。いまのところ誰も嫌な顔をせずに賛同してくれましたし、それは困るということで積極的に署名してくれる人も多かったです。やはり国民の間に広く浸透している漢方薬を確かなものにするためにこの決定には承諾できません。

ここにも Form をおきますので Down load して日本東洋医学会まで Faxしてください。
Fax:03−5733−5078 です。
12月に入ると決定してしまうそうです。それまでにできるだけ多くの署名を集めたいと思っています。

皆さんのご協力をお願いします。
| うちの病院紹介 | 06:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
うちのたのもしい看護士さんたち 2
前回、せん妄のお年寄りに対する取り組みを話しました。

 さて、せん妄がおこれば、点滴のチューブやおしっこの管を自分で引っこ抜いたり、勝手に立って行けるはずのないトイレに行こうとしたり、夜は寝ないで叫んだり、ぶつぶつひたすら独り言を言ったり、ナースコールを握ったまま連打したり、はたまた殴ったり、蹴ったり、噛み付いたりする人まで現れてそれはそれは大変です。いつか自分もそうなる日が来るのかと思うと、同じぼけるならまだ愛されるようなぼけ方をしようと思うもので・・・しかし現場としては、なんとかしなければなりません。もちろんなにがしかの精神安定剤を使うことになります。強い薬を使えば寝かせることは容易いのですが、術後のリハビリが進みません。またうとうとしながらご飯を食べると誤嚥(むせてご飯が肺に入ること)したりします。そこで必要最小限の薬でコントロールしたいのですがそのさじ加減が難しいのです。多すぎればしゃきっとしてくれないし、少なければ症状がとれないと・・・ 

 そこで漢方薬の登場です。近年このようなせん妄に効くと言われている漢方はいくつか紹介されています。しかし、漢方薬はあくまで患者さんの状態にあわせて処方されるもので、「せん妄」という診断がついてもすべての人にあうわけではありません。メーカーの宣伝文句に乗せられて処方してもそれほどあたるものではありません。どうもその風潮はよしとしません。私は以前、松本克彦先生に師事して講義を受けたり外来を見学したりして一定のトレーニングを受けてきました。しかし日本の医学教育では我々の世代は東洋医学を学ぶ時間は皆無でした。近年講義もする様になっては来ましたが理解するには不十分のようです。また、外来を見学する様になって、いろいろなことがわかったので講義だけではなかなか使いこなせるまでには至りませんでした。そんなこんなで整形外科医としては珍しく、院内の漢方研究会で定期講義をするはめになっています。話を元に戻すと、当院でもせん妄に対して、東洋医学的な立場で診断をつけてその人にあった処方を出そうという試みが始まりました。日常業務だけでもてんてこ舞いなのでそこは看護士さんと協力しながら状態を把握して漢方薬を使い始めています。さて使い始めていろいろなことがわかってきました。西洋医学では異常とされないが東洋医学では異常となることがたくさんあること。せん妄を押さえるだけではなくそのようなデータに現れない異常をなおしてあげると体も楽になるようです。特に気をつけなければならないのは、脱水です。東洋医学的には「陰虚(いんきょ)」と言います。体の水分が喪失した状態を指します。西洋医学ではデータが悪くなればわかりますが、よほど悪くならないとそうはなりません。東洋医学ではその変調をもっと早期に把握することができます。特に私の師匠はそれに気をつける様に指導されました。そういう目で見ると多くのお年寄りが「陰虚」なのです。中年の血液ドロドロとは少し違って、年とともに肌がかさかさになる様に体もひからびる感じです。入院した時はそうでなくても、骨折、手術による出血、ストレス、食欲の低下で容易に入院後は悪化するようです。うちの若い医者には輸血をする前に脱水を補正しろと指導しています。だって輸血は血液を濃縮しているので体は余計にひからびます。西洋医学的には十分な補液をして脱水を補正して足りなければ輸血です。私としては東洋医学的に意外に多い「陰虚」の人に対して愛情を込めて「体」を潤すお薬「滋陰剤」を処方しているところです。それで「心」も潤ってせん妄もよくなればいいのですが、まだまだ試みは始まったばかりです。
| うちの病院紹介 | 19:00 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
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