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ひまわりの祭り
 手術の説明は難しい。口であれこれ説明するのはとても無理。

しかし、手術の実際の映像も慣れた目で見れば、何がどうなってるかはわかるのですが、なかなかそれを認識するのは難しい。そこで3D movieの出番です。実際の映像から説明したい部分を誇張して絵を作ることでわかりやすい説明になります。また半透明にすることで表面から見えないけど、自分のイメージの中にはあるものを加えて絵を作ることもできます。長編の大作は6分ありますが、学会に会わせてダイジェスト版もつくりました。

Home page の top flashもそれを入れて更新しました。

さてこの秋は、学会続き。秋の中部日本整形外科学会のランチョンセミナーは無事に終わり、今月は西日本整形災害外科学会ではハンズオンセミナーをさせて頂くことに。


ハンズオンセミナー ひまわり法

セミナーの時にわかりやすい解説を目指して画像駆使しています。しかしこれって作るのに結構時間かかるんですよね。一緒につきあって頂いた菅野さん有り難うございます。

MevixのHPはここ。

| ひまわり法 | 16:08 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
中部日本整形災害外科学会
 中部日本整形外科学会

さて春と秋に行われる中部日本整形外科学会のひまわり法についてランチョンセミナーをさせて頂くことになりました。これまではランチョンと言えお弁当を頂きながら、勉強させて頂くものと思っておりましたが、まさか自分がその壇上に立つことになるとは・・・


新しい手術法のコンセプトだけに、皆さんに受け入れて頂けるか納得できるようなスライドを作成中です。ひまわり法が始められて12年まだまだ進化を続けています。師匠の田中先生もいらっしゃるのでその成長した姿を見て頂くのも楽しみにしています。


それにあわせてHPも更新中。トップページのFlashも更新したので少し宣伝。


| ひまわり法 | 13:52 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
訪問
  さて以前学会で始めてあった時に少し話をしてぜひ一度手術をみたいと言って頂いてたF先生。外傷の見学は難しく、明後日手術はいったけど見に来れる?って聞いて動ける人は少ないのですがそこをなんとかしてもらってようやく実現。


今回はひまわり法が目的。下極の骨折でしたが、いろいろコツがあります。従来の方法とはコンセプトが違うので、これまでの120例を超える経験を元に、機械も使いやすいように改良を加えたので、手技もそれによって向上します。それをなるべく伝えられる様に手術もゆっくりと進めました。


訪問1 膝蓋骨は種子骨ですので膝進展機構の再建が手術の目的ですが、大腿膝蓋関節の再建でもあるので、関節面の評価は必須です。通常は側面像だけですが、軸射像も重要です。特に見逃しやすい外側縁の骨片を評価する上で、関節鏡では表面はわかりますが、全体のアライメントはわからず、ピンの刺入位置、刺入方向はわかりません。意外と簡単に術中に軸斜像がみれることがわかってもらえました。また、従来の方法ではわかった所でそれをmanageするすべはなかったのですが、ヒマワリは評価したところで正確にピンを配置して固定できます。



 またtension bandと異なり、深い所にピンを配置して関節面の骨片を安定化させ、表層は前方締結で固定します。それを可能にするのが、新しいテンショナーで骨片を一つずつ固定出来ます。これも従来の方法と根本的に違うところです。


訪問2

 また、よりrigidに固定できるのでピンやスリーブが骨片から離れていても問題はありません。膝蓋骨の上縁には大腿四頭筋、内側広筋、など分厚い腱や筋肉がつきます。従来のtension band では骨にimplantが圧着していないと固定できないシステムだったので、これらの軟部組織を切離する必要がありますが、ひまわり法はその必要がありません。なるべく軟部組織を温存しながら手術が可能です。レントゲンだけ見ると侵襲が大きいと印象がありますが、実は軟部組織に対しては低侵襲です。



 そんなこんなで、パンフレットだけでは説明しきれない、いろんな技を伝えることができ、満足していただけたと思っています。


ついでに次の人工骨頭の前方アプローチも見てもらいました。


大腿骨の頚部骨折で、人工骨頭置換術は整形外科医にとってcommon surgery です。通常はsouthern approachですが、当院ではDAA (direct anterior approach)でもやっています。筋肉を切離せずに低侵襲で手術ができるというのが利点です。当院でも130例近くの症例にこのapproachを行いましたが、皮切(いずれも6cm)、術後の回復、出血量など手技を習熟するのに少し時間がかかる以外はほぼ同じです。学会ではどちらがいいか比較する検討がありますが、いずれも安定した成績で遜色はありません。どちらがいいというものでもなく、同じ手術をするのに2つの優れたオプションがあればそれにこしたことはありません。というわけでここで研修をしているレジデントの先生はその手技を習熟してもらっています。F先生も始めての経験できっと満足して頂けたと思います。

訪問3


とはいえ、この日も開放骨折が救急外来にきて、10件目の手術としてエントリー。おかげで余裕を持ってそれに対応できました。F先生にはすっかり手伝って頂き助かりました。また懲りずに遊びにきてくださいね。

| ひまわり法 | 07:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
はちや整形に行って来た。後半
 さて昼からは手術見学です。1例目はTLIF経椎間孔進入椎体間固定術です。椎間板が傷んで神経に悪さをしている時に、神経の圧迫をとるだけでは不十分ですので椎間板を取り出して骨を移植して、その周りをネジと棒で固定する手術です。ここ最近発展して来た治療法ですので、私は隣の部屋で手術してるのをちらっと見たことがある、程度ですので「見たことがない」レベルに当たります。2例目はそれを低侵襲の3cmの手術創からやってしまおうというのですから驚くべきことです。くわしくはここ

はちや整形外科 後半 1
- はちや整形外科HPより抜粋 -


 いよいよ手術室へ。外科医って手術室に入ると反射的にテンションが上がるもので。とくに人の病院の手術室はわくわくします。看護士さんもやさしくむかえてくださいました。まずは普通のTLIFを見学。脊椎を見ることがほとんどない私には新鮮な風景。完成された手術は無駄がないのでばたばた急がなくても早いもので、手際よく迷わず粛々と手術が進んで行きます。教科書で見る手術を実際に見てようやく納得。また教科書に書いていないちょっとしたコツもいろいろあるもので、それはどんな分野でも同じです。たくさん手術をこなした先生のここが要点という説明は何より説得力があります。

 さて次はいよいよMIS―TLIFです。今見た手術を小皮切ですると言われてもピンと来ません。教科書も読んでは見たのですがイメージがわきません。さて実際に見てみるとやはり、すごい。単に皮膚を切開する長さが小さいだけではなくて背中の筋肉のダメージは全然違います。前の手術を見た直後でしたのでそれは実感できます。最小侵襲でしようと思えばやはり専用の機械が必要で、それを駆使して上手な外科医が手術をすればいとも簡単に手術がなされます。そしてオリジナルの道具もたくさん出てきました。ちょっと改良を加えただけで作業が一段と早く、正確にこなせます。そういった創意工夫も上手に手術を進めるコツなのかも知れません。そういえばマイツールも院内にいろいろあったっけ。しかし高度な技術の手術をいとも簡単にやってのけられるのは普通の手術をたくさんこなした経験があるからこそです。それは自分も経験していることで、後輩に指導している時に自分ではなんてことない作業が、横で見ているとむずむずすることはよくあります。「そんな簡単に言われても・・・」とぼやかれることもしばしばで。ともあれ、なんだかマジックを見ている様に手術は終わりました。

はちや整形外科 後半 2

 夜も遅くなって私も新幹線の時間が迫ってしましました。新幹線の時間を調べてくださったKさん有り難うございます。ゆっくりと話をする時間もないままタクシーに飛び乗って熱い一日が終わりました。手術が終わってお疲れのところ見送っていただいた先生には感謝、感謝です。有り難うございました。

なんとか間に合った、帰りの新幹線の中・・・いろいろ思うことがありました。

「手術」というのは機械を組み立てるのと違って、100人の体が違うだけ手術も100通りあります。だからちょっとしたトラブルはつきものでそれを修正しながらゴールに向かうのが手術の作業です。上手な外科医はそれを未然に防いでトラブルを回避します。またトラブルが起こってもそれを修正する術をたくさん持っています。そうすることで大きなトラブルを回避します。手術が出来る様になった頃は、知らず知らずのうちに先輩がちょっと手を出してうまく導いてくれていたもので、「とりあえずできる」のにできる様になったと錯覚します。しかし、自分で手術を全部しようとして始めてそうではないことに気づきます。基本的な技術を繰り返し行って、いろんな経験をして「手術」が完成します。そうやって「とりあえずできる」レベルから、何があっても修正できる技を身につけて「ちゃんとできる」レベルになっていきます。

 さて、医療技術はどんどん発展して高度な技術、機械操作が要求されてきます。しかし若い先生にとってはそれが当たり前の手技になってきます。怖いのは何かあった時に、基本的な技が習得されていないと修正がききません。最小侵襲で習い始めた手術でトラブった時、今までの様に大きくあけて行う手技が身に付いていないと恐ろしいことになります。以前横浜でマスコミを騒がせた悲しい事件もそのような要因があると思います。そのためには献体でトレーニングを積んで技術を磨くのはとても意味のあることではないかと思います。
ほんとは蜂谷先生の前でMERI JAPANの申込書を書くつもりだったのですが、帰ったらまずMERI Japanに参加することを伝えようと決心しました。
| ひまわり法 | 12:49 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
はちや整形に行って来た
 昨年 MERI Japan の活動(日本に置ける献体を用いたトレーニングを取り入れる活動)を報告されていた時に話す機会がありました。個人が忙しい業務の傍らそのような活動をしていることは驚きでもあり、一度ゆっくりお会いしたいと思っていました。その後何度が事務局ともやりとりして今回蜂谷先生のクリニックを訪れることになりました。

はちや整形外科_1

  場所は名古屋、駅から地下鉄で20分ほどのところ。
外観は一般的な病院の作りになっています。そしていままでメールのやり取りなど連絡をしていただいていた秘書のKさんに取り次いでいただきました。てきぱきと対応していただけるのは気持ちよく、念願のご対面となりました。先代からの病院を建てまして今の作りになったという外観はきらびやかなものではありません。

はちや整形外科_2

 しかし、病院のシステム、電子カルテ、Medical assistantなど体勢が整っています。いかに効率よく仕事をこなせる様にするかを追求しています。独自で開発した電子カルテは、自ら日々userである医師の要望に応えるべくupdateしています。わたしも今の病院でいろいろ要望は言っていますが、ほとんど聞いてくれたことはありませんので、全く使いやすい代物ではありません。

はちや整形外科_3

それからmedical assistant、医療秘書の存在。医師の仕事は手術だけではありません。手術が終われば、採血をしたり、レントゲンを撮ったり、リハビリをオーダーしたり、化膿止めの注射をしたり、痛み止めを処方したり、多岐にわたります。以前は紙に書いたものをベースにいろいろな治療がなされていました。また手術中に急ぎの事態がおこったときは電話で伝えたことをしてもらうことよくありました。しかしコンピューターが全盛の時代以前はそうやって済ませていたものが「医師が」コンピューターに入力しないと行為がなされないという事態が発生します。医師はコンピューターの専門家ではないので当然手術の合間にコンピューターでオーダーすると間違いが起こりやすいです。そこでまた口で伝えたことと違うと言って電話がかかってきます。そんなこんなで医師がする必要のない業務に追われて忙しいという馬鹿げた現状があります。それをアシストするのが医療秘書の存在です。当院でも3年前から導入して今では外来中に私がコンピューターに触ることはほとんどありません。おかげで処方やレントゲンのオーダーの問い合わせがなくなりました。医師が不足している時代にどうすればよいか→医師に医療業務以外の業務をしないようにするということです。そのあたりがシステマテックによく考えられていました。


 つぎはMERIJAPANの活動です。日本でも屍体によるトレーニングを始めようとするNPO団体です。日本以外の国では一般的ですがなかなか日本では受け入れられていません。医学生の時、ご遺体を解剖して実習を行います。もちろんそれが医学生の知識になる訳ですが、医師という職業は常に勉強して知識、技術をupdateする必要があります。しかし手術は、先輩の手術を見てまねしながら徐々に上手になって行きます。また新しい手術、高度な技術を要する手術、最新の手術はそうはいきません。OJT(on the job training)と言いますが相手がものならいいのですが生身の人間です。後輩を指導する時に全部自分でやってしまえば簡単ですが育ちません。かといって全部やらせてうまく行くはずもなく、途中で修正をかけることが必要なこともあります。上級医はその腕を試されますが、修正できるところを見計らってメスを取り上げてこうやってやるんだということをみせてあげる作業となります。しかしこの行程が献体を用いてできると、とことん指導でき、患者さんの不利益になるなど考えずに済みます。

それを実現するために政府に働きかけている現状を知ることができました。民主党政権になってからだいぶそのあたりは進んだようです。今後の展開に期待です。


さてひとしきり話を聞いて午後からは手術見学をすることにしました。病院の食堂でお昼を頂きます。ボリュームたっぷりのジャージャー麺を頂きました。 専門分野は違うのですが、匠の手術はみているだけできっと楽しい、参考になることは間違いないので楽しみです。後半に続く・・・
| ひまわり法 | 15:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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