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サンタがオペ室にやって来た
さてそろそろクリスマスの季節

というわけでオペ室にもちょっと早めのサンタがやってきました。

当院のオペ室は年間4000件、部屋は6個で眼科、耳鼻科、産婦人科、形成外科、皮膚科、脳外科、外科、整形外科と各科が取り合いしながら手術をして、緊急手術も毎日の様にあります。いろいろと文句や愚痴を言われたり、しながらも快く(?)手術を引き受けてくれている手術場のスタッフには感謝、感謝です。という訳で、例年、フロマージュさんにクリスマスのケーキをお願いしています。職場はほとんどが女子ですので、やはり女の子に人気のあるものですね。いろいろとあたったのですがフロマージュさんが快くわがままなお願いを引き受けてくださいました。それは
1、とにかく店で一番大きなサイズのケーキ
2、トッピングは女の子が喜ぶ様に最大限かわいく
というシンプルかつ難しい注文です。
そしていよいよ届きましたーーーー!。
やはりケーキの箱を開けた瞬間は、もうみんなのテンションは上がりまくり。ちょっとぐらい緊急手術を入れてもいいよというぐらいの勢い。順番にみんなで記念撮影してた模様。おかげで今日はなんだか対応もやわらか。しばらくそれが続けばいいんだけどねー。

 

ともあれフロマージュ様、今年も有り難うございました。とっても喜ばれましたーーーー!(^o^)
| Dragon eye | 09:01 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
骨折治療学会 part 1 前半
第36回 骨折治療学会


 今年も骨折治療学会に行ってきました。外傷を専門にしている人にとっては、年に一度のお祭りです。今回は自分の発表が2題と、1日目と二日目の間の夜に勉強会を主催したのでチョー忙しく過ごしました。幕張メッセでの開催でしたので、よくよく調べてみると千葉マリンスタジアムのすぐそばです。野球ファンとしては試合を見に行きたかったのですが、今回は諦めて・・・


まずしょっぱなは橈骨遠位端骨折の治療でdragon eyeの発表です。大きな学会で発表するのは始めてでしたのでどんな反応があるのか楽しみでした。dragon eyeはMicronailという髄内釘に追加のオプションとして手背からスクリューを追加するというものです。その機械を設計、開発しようやく完成しました。いまは掌側からのロッキングプレートが全盛の時代ですので、背側の骨片はなかなか捕まえきれないという弱点があります。dragon eyeはそんな骨折型でもうまく固定することができます。ただ技術的には難しいので、習熟を要することにはなります。そのセッショッンもちょうど、単独のデバイスではうまく止まらない場合にどうするかと言うことが発表されており、白熱した議論が交わされました。興味を持ってもらえると言うことはいいことです。


なんとかこの学会に合わせて自分のホームページでdragon eyeの部屋を立ち上げました。学会の準備とともに平行してやってきましたがなかなか時間がないものです。

dragon eyeのロゴも作成してなんとか完成に近くなったのですが少し時間が間に合いませんでした。


まあ何はともあれ発表うまく行ったのでよかったです。

| Dragon eye | 07:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
MIS Himawariのtrial


MISHimawari_1

膝蓋骨骨折のひまわり法についてこれまで紹介してきました。当初はひどい粉砕症例をなんとかする方法として考案され発展してきましたが、力学的強度は従来の方法よりも優れており術後のトラブルも少ないのは事実です。


そして以前から思っていたのですが、侵襲が少なくて同じ手術ができたらそれにこしたことはない。すなわち最小侵襲手術(Minimally invasive surgery)、頭文字をとってMISです。MIS HIMAWARIです。



しかし、高度な技術を要する手術をしようと思えば、特殊な機械が必要です。MISをするには特にそうです。ひまわり法も普段の手術で不自由、不具合を感じることがあったので機械に改良を加えてストレスのない手術ができる様にしてきました。今回その機械をMISに応用してみました。通常は膝の前を12−3cm切ってお皿の周りをきれいに剥いて手術をするのですが、 1cmの皮切を5カ所でなんとかひまわり法を行うことができました。


ここからは整形外科専門、特にひまわり法を実際にしたことがある整形外科の先生に向けてのメッセージです。


 さてこのように手術支援器具としてeasy seriesと名前を付けてHPで紹介していますが、ひとつは

MISHimawari_2easy biter:これはブロックを圧着する機械ですが、AI pinの把持部分をガイドに確実にスリーブをとらえる(咬むbite)することができるので、軟部組織に埋もれた状況では非常に有効です。MISで手術を行うと小さい皮切で作業は奥の方になるので今回は非常に有効でした。見えない奥のブロックを確実にとらえて圧着することができました。



MISHimawari_3easy passer: これもブロックにケーブルを通す機械ですが、ブロックが軟部組織に邪魔になってケーブルを通しにくいことはよく経験します。慣れてくると大丈夫なのですが当初は結構苦労します。それを解決するために通し(pass)やすくする機械です。これもMISで行うときには奥の方での作業ですので有用です。



MISHimawari_4

次にeasy winder:これはケーブルにテンションをかける機械です。機械セットには2カ所で把持してテンションをかける機械がついてきますが、大きいのとケーブルを把持するには結構長さが必要、さらに奥の方の作業には向かないという欠点があります。通常の手技では全周性にまわした後、前方の締結も行うのですがその時にセットに入っている機械では対応しきれません。そこで短い距離でケーブルを把持できて、single でテンションをかけることができる機械を開発しました。これで前方にまわしかけて締め上げる(wind)できるのでeasy windeと名付けました。今回のようなケースでは特に有効でした。


MISHimawari_5

最後に、皮下にケーブルを誘導する機械が必要なのですが、今回は先の曲がった髄核鉗子を使って皮下を掘り進めながらトンネルを作成しておいてケーブルを誘導して行きました

。名前は決まっていてeasy digger (掘る)なのですが、単にカニューレをeasy passerに連結させてもできそうだと言うこともわかりました。何となく最終型がイメージできてきました。


最後にMISを行うには整復位がとれていることが大前提です。大きくあけずに整復が簡単にできる機械がもしできるとこの技術の守備範囲が増えることになります。いまいくつか構想はあるのですがまだ具体化していません。おそらくこれができたら普段の手術でも助かると思うのですが・・・これも名前はきまっててeasy reducer(整復する)。


難しい話はこれくらいにして、整形外科の先生はHPの方をのぞいてください。innovation のページにupしています。こんな具合にいろいろあーだこーだと考えるのは楽しいものです。ついつい忙しいと日常業務に忙殺されてしまいがちですが、よりよい治療、技術革新のためには現状に満足せず常に進化する事も大事です。それに必要な時間と労力はずいぶん必要ですが、まだまだ若いつもりですのでがんばっています。

| Dragon eye | 15:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Dragonな生活
最近のDragonな生活を・・・


私が尊敬する人物と言えば坂本龍馬です。司馬遼太郎の「竜馬が行く」を高校生時代に初めて手にしたとき、睡眠時間も1時間くらいで授業は全く聞かずに、3日で8巻を読み通した記憶があります。それからおそらく7−8回は読み返していると思います。歴史オタクだった私は高校生時代ありとあらゆる歴史小説を手にしていましたが、後にも先にも読み返した文庫本はこれだけです。


そんなこんなで息子の名前にも「竜」の字を使いました。3番目の子供だから「竜三」です。たまたま字画も最高によかったので・・・


Dragonな生活 1そしてお気に入りのスニーカーも’dragon beard’です。フラーッと入ったみゆき通りのSTEPで、すすめられたのがdragon beardで、店長も思い入れが強く、一番奥の目立つところはすべてそのブランドで締められています。

Dragonな生活 2
という訳でスニーカーを買い替える時はいつもの店長が出てきて、当然の様にdragon beardのスニーカーだけが並べられて、「今日のおすすめはこれです。」で当然の様に「んじゃこれで」ときまります。


そして去年かくらいから開発に力を入れているのがDragon eyeです。そのこころは画竜点睛ですが、Distal radial AP guide over needle eyeのゴロでもあります。こないだ商標もとれました。


そんなこんなでDragonな生活です。やっと我が家のdragoこと「竜三」もはいはいを始める様になりました。三度の飯が何よりも好きです。お姉ちゃんのパスタを横からわしづかみして閉口されていたのでお皿に載せるとご機嫌になりました。


あちこちで坂本龍馬フェアーをしています。おもわず行きつけのスーパーで坂本龍馬カレーなるものを買ってしまいました。なんだかはやりに乗っているようで、店の思惑にまんまとはまったみたいですが、私の龍馬に対する思い入れは並大抵のものではありません。
Dragonな生活 3

今年はますますdragonな年になりそうです。
| Dragon eye | 11:50 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
野瀬病院
私の先輩の野瀬先生に、dragon eyeの使い方を見せてくれという依頼があり野瀬病院に伺いました。私が医者になりたての研修医の頃、お世話になった先輩です。医師としてもご指導いただき、休みにはキャンプにくりだしてはいっしょに楽しんだものでした。それから月日は流れ私は今の病院で外傷にまみれる生活、野瀬先生は先代の跡を継いで地域医療に貢献する毎日を送っています。 

さて前にも出てきましたが Dragon eye (竜眼)はDistal radial Aguide over needle eyeの略です。そのこころは手術の最後にひと筆を加えることでそれを完成させるという画竜点睛。という「深いい」意味合いが込められています。

 

dragoneye nose hp 1 さて外来を終わるや車に飛び乗り東へ向かいます。何とか予定時間に間に合って手術開始。久々の再開に思わず記念写真です。レントゲンを見るとまさに画竜点睛を入れたくなるような症例でした。

ここから先は整形外科関係の人に向けてマニアックな話をします。

 橈骨遠位端骨折は倒れて手をついたすなわち背屈強制されたときにおこります。また、尺側から手をついた結果、手関節を背屈、橈屈して軸圧がかかることが多いので、shaftの骨折+dorsal ulnar cornerfragmentを含むことが意外に多いのです。単純な関節外骨折と思っていても、XPだけでは認識できないことも多く、CTで骨折がわかることもあります。そういう訳でAO type A2と思われる症例でも経験上C1.1に分類されることが意外に多いと思います。CTでわかる程度の骨折線は無視しても臨床成績に関係することはないのですが、やはり母床から浮いていると、術後の腫れや痛みの原因になったり、可動域制限特に掌屈制限になったり、DRUJの症状が出たりする印象です。背屈転位した骨片はvolar locking plateのスクリューでは固定できません。すなわち、背側の骨片は掌側からlocking pinscrewでは押してしまいますし、conventional screwでは寄せてきたときに先端が出てしまいます。もちろんular corner でスクリューが出た先は4th extensor compartmentですので伸展筋断裂が非常に気になります。かといってDoral plateは侵襲が大きくaxial loadに耐えられるだけの剛性もありまえせん。

dragoneye nose hp 2

Dorsal+radial double plateというオプションもありますがextensor にとってはinvasiveな手技で、これでも剛性はvolar locking platemicronailに劣るとの報告が最近発表されました。という訳でaxial laodに耐えられるdevicedorsalからadditional optionで固定できないかということで開発されたのがDragon eyeなのです。やはり背側に浮いた骨片を背側からのスクリューで押さえ込む方が安定します。怖いのは背側からのスクリューが掌側に出た時ですが背側に比べて分厚い掌側の骨皮質は必ずしも十分cortexを超える長さを選択する必要はないようです。というわけでこのようなAO C1.1の骨折型にはMicronail + Dragon eyeが最もlow invasiveで効果的な固定法ではないかと思います。

 

 

マニアの話はここまでにしておきます。

 

このようにして画竜点睛が如く仕上げのスクリューを入れることで新しい世界が広がります。手術も無事師終了し、久々にお会いした野瀬先生も気に入って頂きました。一仕事終えてほっとした気分で病院を後にしました。


dragoneye nose hp 3

| Dragon eye | 22:26 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
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