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AL tibia plate
 足関節前方の関節面の再建を必要とする下腿遠位の骨折、AO43B,Cには前方からのよいデバイスがなかったので、苦労していた。


 つい最近若い男性の墜落外傷。足一本で体を支えたので外力が足関節に集中した。他院から紹介になりましたが、over nightでしっかり水疱形成。骨折型はAO43,B3-1前方の骨片が遠位に転位しているタイプで、腓骨も足関節レベレルで粉砕しています。staged surgeryにするなら初日に腓骨をとめたいところですが、泣く泣く創外固定で待機。1週間でようやくメスを入れれる状態に。


さて戦略ですが、

1、open reduction+髄内釘

2、open reduction+髄内釘+腓骨プレート

3、腓骨プレート+脛骨内側プレート、前外側からのスクリュー

4、腓骨プレート+脛骨前外側プレート

5、腓骨プレート+脛骨前外側プレート+脛骨内側プレート

6、創外固定で粘る

7、イリザロフに換える

8、その他


等のオプションが考えられますが、創外固定で粘るのは性に合わないのでない固定材料を全部揃えて出陣。


創外固定を外してみると、結構バラバラ。nailかプレートどっちにしても腓骨の修復は必須だったので腓骨はプレートをすることに決定。前外側のコーナーがとんでいたのでそこは見に行くことにして前外側に皮切をおいて手術開始。あわよくばそこで全部できないかなと。レジデントのぼそっと言った意見とも一致したのでそこから開始。


外側コーナーは結局前内側にまでずれていたので、外側を見てから、伸筋腱と一緒に神経血管を今度は外側によけて、骨片を引きずり出して元の位置にもどすとようやく解剖学的に整復可能。さて固定材料ですが、nailする人はここからでも前方骨片をスクリューで固定するんだろうけど、今回用意したのがSmith and Nepheuのantero-lateral plate。いままではconventional plateのmannsonnのプレートを使っていたのですがbulkyなので伸筋支帯が修復できないことになっていました。


まずはそこからちょっと外側に回って腓骨の遠位を止めて近位は滑り込ませてMIPOで固定。脛骨はS&Nのプレートで骨片をbuttressに押さえ込んで、骨膜下に滑り込ませて近位はMIPO。内側の大きな楔状骨片はplate越しにlag screwで引き寄せることでよい整復位と固定性が得られました。このシステムはひとつの穴からlocking screw cortical screw cancellouse screw が使えること、さらにtemporaryのハーフピンで仮整復操作ができるので捨てネジを使わなくて済むということです。また日本人用に小さいサイズをそろえているのでfittingも良好です。


AL tibia plate


結局antero lateralの皮切を内外側に動かして内側と外側の窓から整復内固定操作、double platingができました。もちろん伸筋支帯もきれいに修復できました。術後の腫れも比較的ましで回復も早いようです。


今後もいろいろと応用できるような気がします。


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