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ついに救急救命センター化
新日鉄広畑病院12年度中にも

 姫路市の中長期的な救急医療の問題について考える「市救急医療連絡会議」(石川誠座長)が27日、市役所で開かれ、新日鉄広畑病院(姫路市広畑区夢前町)が重篤患者を受け入れる救命救急センターを開設する方針であることが明らかにされた。市内で救命救急センターを設置する病院は、県立姫路循環器病センター(姫路市西庄)に次いで2か所目になる。

 姫路循環器病センターが循環器系の患者に特化しており、事故で負傷するなどの外傷性の重篤患者に対応しきれないことが問題になっていた。

 新日鉄広畑病院では約30病床を増設する方針で、開設に向けて老朽化が進む北館と東館の建て替えも検討している。同病院の斉藤寛理事長は「地域の救急医療に貢献できればという思いで手を挙げた。2012年度中にスタートできれば」と話している。

(2010年4月28日 読売新聞)


というニュースが新聞に出ました。姫路市は50万の都市でありながら姫路市民病院がありません。これは姫路市の複雑な救急医療によるものです。この記事の通り救命救急センターとなっているのは県立姫路循環器病センターであるが、そこには整形外科がありません。すなわち、循環器病センター→心臓発作や脳梗塞と言った心臓や脳の病気は得意ですが、交通事故、労災事故、などの大きな怪我を受け入れることはできません。他にヘリポートを持った赤十字病院がありますが、救急隊も外傷を受け入れることは滅多にないとぼやいています。怪我でその病院を受診しても「うちでは見れない」と門前払いで、紹介状も持たされずに新日鉄に行く様にと言われてきましたと言う患者様をよく目にします。たしかに、小児救急の部門は秀でているのですが、大きな怪我には対応しきれないのが現状です。となると姫路で外科、整形外科、脳外科がそろっていて、麻酔科も24時間態勢で緊急手術の準備をしているのはここだけの現状です。また、整形外科に関しては隣のたつの市、宍粟市には整形外科の入院、手術が出来る病院が事実上ないのでそっち方面から救急車がわんさとやってきます。宍粟市は縦に長いので来るまで1時間以上かかるところもあり、はるばる山奥から海辺までやってきたひとが病室を見渡すと結構いらっしゃいます。事実上の西播磨地区の外傷センターを担っているとこになりますが、何の公的な補助もなくやってきていたのが現実です。


 マスコミの報道の仕方に大きな問題があるのですが、どこの病院に行っても同じような医療が受けられる訳はありません。やはり医療は高度な技術が必要ですから、経験を積んだものとそうでないもので差が出て当たり前です。救急では特にそうです。救急では怪我をした日の処置で最終的な機能に大きな差が出ることはよく経験します。2年前から膝が痛い、腰が痛い場合は病院をじっくり選ぶことはできますが、不意の事故や怪我はそうはいきません。できるだけ多くの方に当院でしかできない高度な医療を提供したいと思っていますが、限界はあります。センター化することで人的な補助がうけられたり、志のある人が集まったりすればより多くの人によりよい医療が提供できるのではと思っています。とは言ってもこの4月に内科の先生がたくさん離職されたので、先行きは不透明です。ある意味姫路では専門に特化した分野で住み分けができているので、当院としては今得意なところをのばしていけば地域の医療のためになると思っています。とりあえず、走り出したのでがんばるしかないようですね。
| うちの病院紹介 | 23:45 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
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コメント
おひさしぶりです!
もう、新日鐵辞めた、高町公園の近くのご近所さんだった原薗です。
もう忘れられてるかな(笑)

たまたませんせのプログに来ました(^-^)
いよいよですか!
大変そうだけど、がんばってくださいね!
地域貢献はおっきいと思います!!

| 原薗 理子 | 2010/04/30 5:11 PM |
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